サッカー漫画「ジャイアントキリング」を材料に、チームビルディングのやりかたの解説をしている。 読んでいる漫画がもとになっているので状況を想像しやすくてわかりやすい。
グループからチームに
70点のグループが赤点を経て、120点以上のチームに変身する。
- グループ
- フォーミング(形成期)
- ストーミング(混乱期)
- チーム
- ノーミング(規範期)
- トランスフォーミング(変態期)
フォーミング
優秀すぎるリーダーは、指示出しによりストーミングを予防してしまう。 コミュニケーション量を増やし、相互理解を深めることで、次のステージに進む準備をする。
- フォーミング体質
- 自己主張をしない。空気を読んで、遠慮する
- 自分の思い通りに組織をコントロールしようとする
ストーミング
ストーミングに必要なのは「1.1力(相手の自己重要感をアップさせる)」と「凸凹力(個の強みを活かす)」。
- ストーミングの起こし方
- みんなで一緒にやる必要があり、かつ、答えがないお題を与える
- リーダーに依存できないようにする
- ストーミングで解散しないために
- ビジョンが示されていること
- ストーミングの意義が共有すること
- 個人の安全を確保すること
- グループ全体としての安全を確保すること
- ストーミングがスムーズに進みやすくすること
ノーミング
共有された価値基準を作る。 「予測力(凸凹の相互理解、理想の共有、現実の共有)」「アシスト力(役割を超えてチームに貢献する)」「気づき力(チームのために何ができるか考える)」
- 判断 = 価値基準 x インプット情報
- 寸足らずの毛布
「DFは相手の攻撃防ぐのが仕事… FWはゴールを狙うのが仕事。 それは最低限の役割…役割を おろそかにしてたらゲームは成り立たない。 でも、組織として差が出るのは、個々がどれだけ 役割以上のことが出来るかだよ」
トランスフォーミング
チームが「ひとつの生き物」になる。 仲間集めは「レベルをあわせて、タイプを散らす」こと。
- サイズの違うピース(エース)がいると凹をフォローできなかったり依存してしまう
- 面白化力、三方よし力