しるの読書記録

読んだ本をただただ記録する

革命のファンファーレ 現代のお金と広告

『えんとつ町のプペル』を例に、現代のお金と広告について、信用の重要性を説いている。

  • お金とは信用を数値化したもので、クラウドファンディングは信用をお金に変える装置
  • 信用を得るには、意志を明確に表明し、意志を表明できる環境を作る
  • マネタイズのタイミングを後ろにずらして可能性を増やす
  • セカンドクリエイターを味方につけ、広告の連鎖が起こるようにする
  • 広告するのではなく広告させる。ニュースを出さずニュースになる。他人の時間を使う

ビジネスの未来――エコノミーにヒューマニティを取り戻す

経済成長を目指す社会から、人間性を取り戻す社会に移行すべき、みたいな話。

  1. 私たちの社会は、明るく開けた「高原社会」へと軟着陸しつつある
  2. 高原社会での課題は「エコノミーにヒューマニティを回復させる」こと
  3. 実現のカギとなるのが「人間性に根ざした衝動」に基づいた労働と消費
  4. 実現のためには教育・福祉・税制等の社会基盤のアップデートが求められる

こうやって頭のなかを言語化する

言語化能力を身につけるための実践的な方法論について書かれている。

  • 言語化力のベースは「聞く力」
  • 自分で自分の話を聞く姿勢が必要不可欠
  • 相手(自分)の言葉を引き出していく
  • 一般的な定義とは違う、その人なりのワードの理解を引き出して、辞書を作るイメージ
  • できごと → 感じたこと の順に聞く
    • "できごと"で"感じた" のはなぜか? を3分で5個出す
    • 特徴的なワードを広い、抽象化する

体力おばけへの道

体力おばけになるために「行動体力」「防衛体力」の両方を兼ね備える方法について、具体的なトレーニングも説明している。 体力チェックをすると、行動体力は問題ないが防衛体力が少し心配なことが分かった。

  • 体力は「行動体力」と「防衛体力」に分類できる
  • 行動体力(体を動かす力)
    • 筋力(動作を起こす力)
    • 筋持久力(長く動き続ける力)
    • 心肺持久力(息切れしにくい体)
    • 柔軟性(体のしなやかさ)
    • バランス能力(ふらつかない力)
    • 俊敏力・反応力(素早く反応して動く力)
  • 防衛体力(病気やストレスに打ち勝つ力)
    • 免疫力の維持
    • ホルモンバランスの安定
    • 睡眠の質や疲労回復力の向上
    • メンタルタフネス
  • 運動不足は血流を悪くし、自律神経のバランスを崩し、免疫力やホルモン分泌の質も落ちる
  • 運動は未来の自分へのプレゼント
  • 運動はモチベーションに頼らず、トリガーを設定する
  • 漸進性過負荷の原則、個別性の原則、継続性の原則、可逆性の原則、特異性の法則
  • 湯船は最高の自然治癒室

シン読解力 ー 学力と人生を決めるもうひとつの読み方

従来の"国語の読解力"とは別の概念として、「書いてあることを書いてあるとおりに読む力」をシン読解力と定義し、AI時代におけるシン読解力の重要性やトレーニング方法をまとめている。 書籍内にはシン読解力をはかるためのRST(リーディングスキルテスト)の例題と正答率がいくつか掲載されているが、これを見ると本当に多くの日本人が、意味が一意に決まる文章を理解できていないことが分かる。

  • 多くの日本人は実は文章を正確に読めていない
  • RSTは、「知識や情報を伝達する目的で書かれた自己完結的な文書≒教科書」を「自力で読み解ける力」を測る
  • 計測するのは、係り受け解析、照応解決、同義分判定、推論、イメージ同定、具体例同定の6つの分野
  • RSTの結果と成績には強い相関があるため、RSTの結果で将来の成績を予想できる
  • 生活言語とは別の「学習言語(e.g. 数学語、社会科語)」が存在し、その読み方を学ぶことでRSTのスコアを改善できる
  • 子供向けのトレーニングは、指定のページから指定の文章を見つけ視写した後に、その文章に関する読解を行うこと
  • 大人向けのトレーニングは、新聞の見出しをもとに、指定された単語を使用して成立した1文を構築すること

半オートモードで月に23.5万円が入ってくる「超配当」株投資 日経平均リターンを3.86%上回った“割安買い”の極意

2,3年前の本なので掲載されている銘柄のみを真似するときは注意が必要だが、どのような指標を見てどのような銘柄に投資しているのかという具体例が分かって面白い。

高宮麻綾の引継書

商社勤務の著者によるビジネス × ミステリー小説。 理不尽と戦う高宮の姿は現実的ではなかったが、それが疾走感と爽快感を生んでいて面白かった。

「高宮麻綾の退職願」という続編もでている模様。