しるの読書記録

読んだ本をただただ記録する

地元の力を生かす「ご当地企業」

帝国データバンクの情報をもとに、47都道府県の県民性や経済特性を10の指標にまとめた本。 指標は、「社長の若さ」「事業承継確率」「経営人材の流動性」「従業員還元度」「企業の若さ」「県内の企業格差」「増収企業の割合」「経営効率性」「自給自足率」「県外への営業力」。

特産物なども載っていて地理の教科書を思い出した。 県民性についてはデータとしてはアレだけどあるある感があって面白かった。

人生を変えるモノ選びのルール

monograph( https://number333.org/ )を運営している人の本。 モノ選びとか整理整頓とかシンプルライフみたいな本はたまに読むと断捨離欲と物欲を満たせるので良い。

紹介されていたFellowsのバンカーズボックスは良さそうだった。

「3ヶ月」の使い方で人生は変わる

freee の創業者の佐々木さんの本。 3ヶ月という切り口で、仕事の仕方を解説兼freee創業秘話的な感じ。

Google マーケティングチームの Steal & Share ってカルチャーがすごい良さそうだった。 freee のカルチャーも Google と佐々木さんの過去の経験の影響を強く感じる。

  • 3ヶ月はちょうど良い単位
  • 3ヶ月ごとにテーマを決め真剣に取り組む
  • 3ヶ月で取り組むためには
    • 相手を気にしすぎない
    • 形式的で非効率なことに時間を割かない
    • 意思決定の型を持つ
    • 同時並行せず1点集中する
    • やらないことを決める

脳と時間 神経科学と物理学で解き明かす<時間>の謎

脳と時間: 神経科学と物理学で解き明かす〈時間〉の謎

脳と時間: 神経科学と物理学で解き明かす〈時間〉の謎

タイトルまんまになってしまうけど、「時間とは何か」を物理学や神経科学で解説している。 いわゆる相対性理論の話や、動物がどのように時間を把握しているか、体内時計の仕組み、時間を長く感じたり短く感じたりする心的時間の現象、脳がどのように時間を把握しているか、心的時間旅行について等々、時間に関するいろいろな話が書かれている。

WebPRのしかけ方 ――広告だけに頼らなくても、モノは売れる。

WebPRのしかけ方 ――広告だけに頼らなくても、モノは売れる。

WebPRのしかけ方 ――広告だけに頼らなくても、モノは売れる。

2009年の本(10年前)なので内容はちょっと古いけど、3章の戦略のつくり方は今でも役に立ちそう。 商品関与度と商品判断力によって4象限分類しストーリーを設計するのは良さそう。

プロセス

  • 購買プロセス:気づく → 分かる → 比べる → 買う
  • 情報発信プロセス:触れる → 調べる → 書く → つながる

四象限分類

  • 第一象限:商品関与度:高、商品判断力:高
    • OLにとっての化粧品
    • 「分かる」「触れる」を重視(判断材料の提供)
  • 第二象限:商品関与度:高、商品判断力:低
    • ビジネスマンにとっての保険
    • 「比べる」「調べる」「つながる」を重視(判断軸の提供)
  • 第三象限:商品関与度:低、商品判断力:低
    • 単身赴任者のトイレットペーパー
    • 「気づく」「買う」「書く」を重視(後押し)
  • 第四象限:商品関与度:低、商品判断力:高
    • 主婦にとっての洗剤
    • 「気づく」「触れる」「書く」を重視(ベネフィットの訴求)

絶滅動物園―ヒトによって地球上から追いやられた動物たち

絶滅動物園―ヒトによって地球上から追いやられた動物たち

絶滅動物園―ヒトによって地球上から追いやられた動物たち

有史以前に絶滅した動物15種と、有史以降に絶滅した動物25種を紹介している。生息地域や生態の紹介、なぜ絶滅したかなど。ヒトによって追いやられた、とあるようにほとんどの理由が乱獲や環境破壊だった。 ドードーニホンオオカミ、マンモスなどよく知っているものから、初めて聞く動物などがあり、面白かった。 イラストもとても良い。

その他の絶滅動物について解説した、「絶滅動物園」というサイトがあったそうだが、すでに閉鎖されているようで残念…。

読顔力 コミュニケーション・プロファイルの作り方

読顔力 コミュニケーション・プロファイルの作り方 (小学館101新書)

読顔力 コミュニケーション・プロファイルの作り方 (小学館101新書)

顔を読む方法についてはほぼ書かれていない。 成績の良いセールスマンは驚きの表情を、成績の悪いセールスマンは怒りの表情を読みやすいというように、生活に必要な表情の読み取りがしやすくなるため、自分なりのコミュニケーション・プロファイルを作りましょう、という話だった。 またそれを利用した『NOH感情評価システム』という能面を利用した精神分析の話が面白かった。