しるの読書記録

読んだ本をただただ記録する

朝イチの「ひとり時間」が人生を変える

朝の時間の活用方法について、著者の体験談や、著名人のエピソードを交えて紹介している。

  • 明け方は自分でコントロールできる人生のボーナスタイム
  • 前日の夜に翌日の朝から寝るまでの計画を立てる

ロジカル・シンキング―論理的な思考と構成のスキル

論理的な思考やコミュニケーションを行うためのスキルについての解説と、トレーニングがある。

  • 重複や漏れをなくすための「MECE
  • 話の飛びをなくすための「So What?(だから何?)/Why So?(なぜそう言えるの?)」
  • 並列型と解説型
    • 並列型 - MECEに要素分解
    • 解説型 - 事実、判断基準、判断

死んでも床にモノを置かない。

ミニマリストではなく「多すぎず、減らしすぎない暮らし」をすることを目指した本。床にものを置かない、買い置きをしない、などやらないルールを作るのが大事という話。

  • モノには賞味期限のように「旬」がある
  • 片付け上手はルールを作る
  • 生活の変化に持ち物をあわせる

もしアドラーが上司だったら

アドラー心理学の『勇気』と『共同体感覚』についてストーリー形式で学ぶ本。

  • 「勇気」とは、目の前にある解決すべき課題や困難を克服する力
    • 「できていないこと」に目を向けるのはやめて「できていること」に目を向ける(正の注目)
    • ありのままを認める、存在価値を受け入れる(自己受容)
    • 自己概念と自己体験を一致させる自己一致が大事
    • 「やらされ仕事」はやらされているのではなく、自分でやりたいと自己決定している(自己決定性)
    • 「機能価値(Doing)」と「存在価値(Being)」をごちゃ混ぜにしない
  • 「共同体感覚」とは、人が全体の一部であること

彼はいつも競争している。そしていつも勝とうとしている。いや、勝たなければならないと思っている。彼は勇気が不足しているんだね。辛い人生だ。

「丁寧」なのに仕事が速い人の習慣

丁寧な運搬が必要とされるピアノ運送業者の社長である著者が、丁寧とはなにか、どうすれば丁寧な仕事をできるか、について説明した本。 ピアノ運送に関してはまったくの未知識だったので、どういう点に気をつけて仕事をしているかという話は面白かった。

  • 準備は丁寧な仕事に直結している
    • 基本は、整理・整頓
  • お客様を観察する
  • 最初に教えるのは技能ではなくマナー
  • 丁寧さはマニュアル化できる

鳥!脅威の知能 道具をつくり、心を読み、確率を理解する

本能ではない、鳥が持つ記憶や学習など優れた心的能力に関して色々な実験や最新研究を紹介している。

カレドニアガラスの道具作りの話と、モンティ・ホール問題を正解し、高度な空間把握能力を持つハトの話が面白かった。

アウトプット思考 1の情報から10の答えを導き出すプロの技術

情報収集力ではAIに勝てないため、いかにするどいアウトプットを出すかという手法について説明した本。 「網羅思考のワナ」は気をつけたい…気をつけたいが…。

  • インプットしてからアウトプットではなく、アウトプットのためのインプット
  • 十分に情報がない状態での意思決定をする訓練をする
    • 他の人が100で意思決定するときに30の情報で意思決定できるのがリーダー
  • 情報は目的によって以下の3つに分類できる
    • 意思決定を助ける情報
    • イデアの元になる情報
    • コミュニケーションの手段としての情報
  • 面白かった、だけでなく関連する引き出しに入れる
  • 一次情報に当たる