しるの読書記録

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フィードバック入門 耳の痛いことを伝えて部下と職場を立て直す技術

フィードバックの基本理論からノウハウ、事例紹介までが簡潔にまとまっている。 タイプ&シチュエーション別フィードバックに出てくるタイプが多種多様で、「あーいるいる」という感じで面白かった。

事例に紹介されていた「フィードバックの内容を部下に書いてもらう」ことで理解度を確認するというのは良さそう。

  • 育成は経験軸(ストレッチゾーン)とピープル軸(業務支援・内省支援・精神支援)で考える
  • フィードバック前にSBI情報(Situation, Behavior, Impact)を集める
  • フィードバックのチェックポイント
    • 相手としっかり向き合っているか
    • ロジカルに事実を通知できているか
    • 部下の反応を見ることができているか
    • 部下の立て直しをサポートできているか
    • 再発防止策をたてているか
  • 部下からのリアルな意見を引き出す「アシミレーション」
    • 登場人物:ファシリテーター、上司、部下
    • 上司は席を外し、ファシリテーターが部下から意見を引き出す
      • 上司について知っていること、続けてほしいこと、やってほしいこと、やめてほしいこと
    • 部下が席を外し、上司はファシリテーターから説明を受ける
    • 上司が部下に対して今後の方針を話す