しるの読書記録

読んだ本をただただ記録する

マネーという名の犬 12歳からの「お金」入門

子ども向けのお金やビジネスの入門書。前半は「成功日記を書く」など自己啓発本かなと思ったけど後半はお金との付き合い方の話だった。 金のガチョウを例に、「今使うため10%」「短期的な夢のため40%」「ガチョウ=投資のため50%」に分けるやり方は分かりやすくて良さそう。

  • お金は一番大切ではないが、大変なときにはとても大切
  • 誰かの問題を解決すると、人はお金を払う
    • 自分が喜んでやりたいこと、で、他人が抱える問題を解決する
  • 決めたことは72時間以内にやる
  • 仕事は不愉快で辛いものという思い込みを捨てよう
  • 幸運というものは、準備と努力に結果に過ぎない
  • 成功しても、うぬぼれて学ぶことをやめてはいけない

作者あとがきに書かれていることが良かった。

わたしたちはすぐ「そんなことはもう知っているよ」と決めつけてしまいがちです。
こうした姿勢こそ、落とし穴にはまるもとです。
「もう知っている」と思った瞬間に、学ばなくなってしまうからです。
そこにある本当のメッセージに耳を傾けようとしなくなるのです。
また、新しいことを学ぶだけでなく、「学んだことを実際に実行する」ということも大事なのです。