グローバルカンパニーのトップマネジメントのヘッドハンターの経歴を持つ著者による、ビジネスパーソンが使える人を見極める技術について説明している。 エグゼクティブの場合、実績などである程度のスキルを見分けることができるからポテンシャルを見極めるのは良いと思うが、新卒やジュニアな採用の場合は、ポテンシャルだけ見分けるとその後の育成に苦労しそう。
事例として紹介されていたアセスメントレポートはとてもわかりやすかった。
- 人を選ぶときは、優劣の判断と善悪の判断が必要
- 優秀だが人として悪は、見極めづらく極めて危険(いわゆるブリリアントジャーク)
- 特に避けるべきケースは「自己肯定感が低く、それを他者にぶつける」、「完璧主義でプライドが高く、共感性も低い」人物
- ただし、人は多かれ少なかれ悪の性質を持っていて完璧な人はいないので、リスク因子があるからNGというのは早計
- 人を4つの階層で捉える